ジョージア

【ジョージア】カヘティのワイナリーを巡るワインツアーに参加してきた(後編)

ワインが飲めることに気づいて少し大人になった気がしている、わっふるです!

前編に引き続き、後編を書いていきます。(1ラリ約37円 2019年10月中旬)
前編はこちら↓

【ジョージア】カヘティのワイナリーを巡るワインツアーに参加してきた(前編) カシスオレンジとカルーアミルクしか飲めません、わっふるです! なんで飲めないのにワインツアーに参加したのか...それは夫に「ジョ...

愛の町、シグナギに到着

いろは坂ばりの曲がりくねった下り坂を乗り越え、シグナギに到着。

愛の町っていうけど…悲しいラブストーリーがこの町には残されています。

少し昔、シグナギ出身の貧しい画家さんがフランスの女優さんと恋に落ちました。
とても貧しかったので、自分の家を売ったお金で花を買って、その女優さんにプレゼントしました。
ですが、その女優さんは彼の元を去ります。
その後、その画家さんは貧しいまま亡くなります。
彼の死後、彼が書いた絵画が見つかりました。今、それらの絵はかなり高い価値がつけられています…
※本当の話なので、彼の書いた絵はシグナギのナショナルミュージアムにあるそうな。

生きてる間に大成したかったよねTT 死んでから有名になるパターンTT

国内外から、ここで結婚式を挙げるために人が訪れるそう。
ツアーガイド曰く、「ここに来れば、格安で簡単に結婚できるよ!」だそうです。
うん…う、うん…(悲しいラブストーリーを聞いたあとなので、なんかもどかしい)

観光客で賑わっている市場。
ここは、アジア系の観光客が多かった。たまたまかな?

シグナギで有名なのが、城壁。ネットでシグナギの情報を調べると、『町を囲むように城壁が築かれています。』ってよく書かれているのですが…

シグナギの地図の前での一幕
ツアーガイド「はい、この地図を見ておかしいと思うところがあったら、教えてください。」
ツアー客A「城壁の外に町がある。」
ツアーガイド「その通り!」

城壁の中にあるの、町の一部っぽい。

※ここに書いてあることを鵜呑みにしないでくださいね。所詮、TOEIC780しかない人の読解力なので。

城壁の塔のうちのひとつ。
登れる。運動不足の人が登ると、後に太ももがプルプルするようになる。

当時は24時間営業で、この塔から敵が来てないか監視してたらしいです。

でーん!市役所!

可愛い絨毯とかブランケットとかたくさん売ってたのですが、
これらはここで作られたものなのだろうか…?という疑念が拭えず買わなかった。

昼食をとって、2カ所目のワイナリーへ向かいます。

2カ所目のワイナリー:Khareba Winery

本日2カ所目のワイナリー、Kharba Wineryに到着です。
素晴らしい演奏で出迎えていただきました。

このワイナリーでは、7.7kmに及ぶトンネルの中でワインが保存されています。
トンネルの中は、常に12℃〜14℃で湿度は70%に保たれているそうです。

まぁまぁ寒い。
入り口でブランケット貸し出してるだけあって、寒い。

このワイナリーでの試飲代はツアー代金に含まれていないので、飲みたい人だけ試飲代10ラリを支払います。

アンバーワインと、赤のドライの2種類を試飲しました。
パンとチーズ付きです。

ここはワインだけでなく、グレープシードオイルも売っていました。

ツアーガイド「ここに来るときは娘にグレープシードオイルを買ってきてって言われるんだ。美容に良いらしく、娘は髪に直接塗ってるよ。シャンプーに少し垂らすのも良いらしいよ。」

はい、グレープシードオイルを2本買いました。

グレープシードオイルが髪に良いのは知っていた&持ってきたオイル類が無くなりそうなので、化粧落としと髪の保湿用にグレープシードオイルを買いました。

あと、試飲したワイン(赤のドライとアンバーワイン)を2本とも買いました。
(ここで買ったアンバーワインは、後ほど他のツアー客にあげることになるのである…)

夫からの要望:赤のドライとアンバーワイン

ミッション達成しました。

3カ所目のワイナリー:Corporation Kindzmarauli

最後のワイナリーに到着。ここでは、8ラリを支払いました。

このワイナリーがワインを輸出している国々の国旗が並べられています。
日本の国旗もありました。

このワイナリーでは、ジョージアの伝統的なワインの製造方法だけでなく、ヨーロッパ式の製造方法でもワインを作っています。
ワインの製造方法と、保存方法などをソムリエが案内してくれました。

ジョージアの伝統的なワインの作り方。地中タイプ。
ジョージアの伝統的なワイン保存方法。

このワイナリーでは、4種類のワインを試飲しました。
1つめが、アンバーワイン。
2つめが、ジョージア人がレモネードと呼んでいるセミスイートの白ワイン。
3つめが、めちゃめちゃ重い赤のドライ。ジョージア人でも1度に1杯しか飲まないらしい。
4つめが、添加物無し、ブドウだけで作られた赤のセミスイート。

ここで…日本人のツアー参加者の方がここのアンバーワインをものすごく気に入っていらっしゃったので、私はここでアンバーワインをもう一本買いました。
ここのアンバーワインは、日本に輸出しているとのこと。
他の参加者も気に入ってたし、ツアーガイドもこのアンバーワインだけは飲んでいたので相当美味しいんだろうなと思い、購入しました。
(私も飲んだけど、美味しいかどうかがわからない)

また、2つめのレモネードと呼ばれるワインもツアー参加者に人気で、「ものすごく飲みやすい!」と買ってる人が多かったです。

個人的には、最後に飲んだ赤のセミスイートが美味しかったと思いました。

最後のワイナリーだからなのか、よほど美味しいワインばかりだったのか、このワイナリーで買い物する人が多かったです。
箱(ワインが6本入る)で買ってる人もいました。

私はここで、アンバーワインと白のグレープジュース(あとファンタ)を買いました。

午後9時、アブラバリ駅に到着。ツアー終了。

ツアーガイドさん曰く、こんなにスケジュール通りに進んだのは初めてだそうで(笑)
とても褒められましたw

ユーモアがあり、歴史をよく知っていて、自分の意見も持っている…ジョージアを愛していることが伝わってくる素敵なツアーガイドさんでした。
おかげで、少しも退屈することなく12時間が過ぎました。

知らない人たちの中に1人で参加して大丈夫だろうか、変な気疲れしないだろうかと心配でしたが、みんな社交的で良い人たちだったので始終楽しかったです。

やっぱこのツアー、コストパフォーマンスかなり良い。夫を連れて、もう一回参加したい。
ワイン好きな人だったら、もっと楽しいんだろうなー。

今回、買ったものたち

左から、グレープシードオイル、グレープジュース、アンバーワイン、レッドワイン(ドライ)です。

ジョージアのワインは、安くて美味しいものが多いようで、今回買ったワインも1000円前後です。
(グレープシードオイルが一番高いw)

ツアー参加者が絶賛していた、画像右から2番目のアンバーワインは日本だと2000円くらいで売られているようです。日本に輸出されてもなお安い。

2カ所目のワイナリーで買ったアンバーワインは、夫の駐在先の免税範囲の関係で、他のツアー参加者にプレゼントしました。

なにはともあれ、楽しかったです!

以上!

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