2023年末から2024年初めにかけて、リヤドからジェッダまで、南の方の都市(ワディ・アド・ダワシル、ファイフファ、ジーザーン、アブハー、バーハ)を経由しながらロードトリップしました。
本記事はロードトリップで2か所目に訪れたファイファの旅行記です。
ファイファについて
棚田が美しいファイファ。ファイファはこの辺り一体に広がるファイファ山脈一帯にある街で、南側の山脈はイエメンに属しています。
今も独自の言語や習慣が残っていて、アラビア語だけでなく、古代南アラビア語から派生したと言われるファイフィ語が使われているそうです。
町中では、スカートのように布を腰に巻いた男性をよく見ました。他の地域では見なかった服装なので、この地域特有だと思います。
今回の旅を全て通しても、ここは一味違う感じでかなり興味深かったです。
観光スポット、Wadi Lajab
Wadi Lajab
ファイファの町中に観光スポットはほとんどなく、棚田と山脈の景色が売りという感じなのですが、ファイファに来る途中にWadi Lajabという渓谷に寄りました。
ここからファイファで泊まったホテルまで2時間弱なので、ファイファの観光スポットではないですが…
サウジアラビアは水場が少ないので、こういった水場に現地の人が集まるようです。もうちょっと上流に行くと泳げるくらい深いみたい。
ここでバーベキューをしている人がたくさんいました。
人間の食料を狙う猿。
山間部に入ってから、かなりの猿を見ました。猿への餌付け禁止看板も頻繁に立っていたり。
ファイファホテル(Faifa Hotel)に宿泊
ファイファホテル(Faifa Hotel)に宿泊しました。
ファイファは口コミの良い宿が無くて、例えばGoogleのレビュー評価でいうと星4つあるところは皆無です。
そんな中で、まだ大丈夫そうな宿が2か所あって、そのうちの１つだったファイファホテルに泊まりました。
ダブルルームを予約しましたが、上階のVIPルームにアップグレードしてくれました。
部屋からの眺めはとっても良くて、肝心の部屋については、思ってたより良かったです。古さは否めないですが、掃除はちゃんとされていました。
夕食はローカル民に大人気のケバブ
夕食は、この旅始まって以来はじめてのアラブ飯。ケバブミックスとホンモス、ムタバルです。
ケバブミックスに何故か魚のフライ(フィッシュ&チップスっぽいやつ)が入っていて驚きました。あれは何の魚だったんだろう。イギリスで何度か食べたフィッシュ&チップスより、身がちょっとブヨブヨしている感じでした。
レストランに女性客は一人もいなかったので、ホテルに持ち帰って食べました。
そういえば、ファイファの町中でも女の人を見ませんでした。夜だったから？
まとめ
今回のロードトリップで特に気に入った場所の１つであるファイファ。普段、砂漠とコンクリートジャングルしか見ていない私にとっては、本当に綺麗で癒される場所でした。
観光客が自力でアクセスするには難易度が高い場所なので、ツアーに申し込むか、ジーザーンに宿泊して昼間に棚田を見に行くというのが現実的かと思います。
リヤドでのカオスな運転に慣れている我が家でもハラハラの山道だったので、レンタカーでファイファに自力で上るのは本当にオススメしません。
以上、ファイファの旅行記でした。次は港町、ジーザーンの旅行記です。
お時間ありましたら、動画も作りましたので是非↓
