今回は、久しぶりに適応障害カテゴリのブログです。頭の中、垂れ流し。
Netflixで新しく出てた韓国ドラマ、「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」を見て、昔の自分のこと(たぶん8年くらい前?)を思い出したり、ちょっと思ったことがあったので記録。
韓国ドラマ「今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜」の簡単なあらすじ
とある大学病院が舞台で、内科から精神科に転科してきた3年目看護師が主役。
統合失調症だったり、うつ病だったり、パニック障害だったり…色々な心の病を持つ患者さんをケアして触れ合う中で、まぁ色んなことが起きるというドラマです。
ネタバレしないように、あらすじはとても大まか(笑)
結構ファンシーな感じで作られていたので、実際は想像できないくらい大変(大変なんて言葉で表せきれないくらい)だろうな…と勝手にイメージしました。
で、このドラマを見て、大きく3つ思ったことがあります。
感想1: 自分が患ったことのない病気について知れて良かった(主にパニック障害)
中学生の時、部活が同じで仲良かった子が、パニック障害を持っている&自傷行為をする子でした。
中学生の時の私は心の病について無知で、その子については「過呼吸になりやすいなー」とか、自傷行為について語っている姿を見て「自傷行為がかっこいいと思ってるのかな」とか思ってたりしました。
それから今まで、パニック障害について調べたこともなく知識ゼロだったのですが、このドラマを見たことで、あの過呼吸はパニック障害から来ているものだったんだなと、その子のことを思い出しました。
ドラマ見ただけだし、その上でネット検索しただけの知識だけど、それだけでも、どんな症状があるのかを知れたし、100人中2~3人は患っている人がいて決して稀有なものではないのだとわかりました。
もし身近な人からパニック障害なんだとカミングアウトしてもらうことが今後あったら、すこーしでも心の負担にならないように接せればなと思っている今日この頃です。
感想2: 心の病は怠惰ではなくて病気
ドラマには、親からの重圧で統合失調症になってしまう人、自傷行為が癖になっている人、職場でいじめられて鬱になった人、色んな人が出てきます。
心の病は、本人が生まれ持った性格も関係してくるようですが、職場や学校、家庭での環境がトリガーになって患ってしまうことも多く、誰がなってもおかしくないそうです。
かくいう私も、自分が適応障害と診断されて、暗い部屋で1日中横になったまま涙だけ流して生きているような日々を過ごすまでは、心の病は甘えとか怠けた性格から来るものだと思っていました。
でもやっぱり、症状が全くなくなって治った(と思ってる)今、客観的に見ると病気なんだなと思います。甘えとかじゃなくて。
感想3: やっぱり経験しないと心の病の人に寄り添うことは難しい
ただねー、悲しいかな、心の病を経験した人にしか、病気なんだってことを理解できないかなとも思いました。
去年、元同僚が心を病んで仕事をやめたのですが、元同じ職場だった先輩は「あの人は結局怠惰なだけだと思う」って言ってて。
あぁ、この人にどんなに話しても理解しないだろう…と思いました。
心の病に理解のない人はドラマにも出てくるし、上で述べたように身近にもいるんですけど、自分がなったことないと、症状や辛さがどうにもわからないみたいなんですよね。そりゃ、そうか。
すっごい親身に理解してくれる人もいるとは思いますが、ごく少数じゃないかなと思います。
まとめ
心の病になったことのない人には、どんな病気があって、それぞれどんな症状があるのかをザッと知ることができるので、オススメです。
現在進行形で鬱だったり適応障害だったりする人は見ない方が良いかもです。
自分がもしまだ適応障害の時にこのドラマを見ていたら、つられて気分がひどく落ち込んで危なかったかもしれないな…と見ながら思ったので。
個人的に一番危ないと思うのは、治療中で、快方に向かっている人。忘れた頃に、突然強いの襲ってくる時あるから、ドラマがトリガーになったら良くない。
はい、以上です!頭の中、垂れ流しでした。