2023年末から2024年初めにかけて、リヤドからジェッダまで、南の方の都市(ワディ・アド・ダワシル、ファイフファ、ジーザーン、アブハー、バーハ)を経由しながらロードトリップしました。
本記事はロードトリップで4か所目に訪れたアブハーの旅行記です。
アブハーについて
![](https://fuwafuwalazy.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_0387-2-1024x567.jpg)
標高2000mを超えるところにあるアブハー。夏でも過ごしやすい気温で、雨もよく降るようです。
私たちがいった年末年始頃は、凍えるほど寒いかなと思いつつ、リヤドと同じような気温で10度前後でした。思ったより暖かい。
史跡が多く養蜂も盛んで、観光におすすめの都市です。
観光スポット
Rijal Almaa Museum
![](https://fuwafuwalazy.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_0388-2-1024x706.jpg)
アブハーの観光スポットといえばユネスコの世界遺産暫定リストにのっている史跡、Rijal Almaa Museumです。
入場料20SAR。外から見ても綺麗ですが、部屋の壁に施されたこの地域伝統のパターン柄も可愛いので見どころです。屋内は博物館になっているのですが、案内板などが少なく、もう少し情報が欲しいなーと思いました。
奥の方まで行くと、崩壊しかけている史跡がたくさんあって、個人的にはそっちの方が好きでした。あんまり綺麗にすると史跡感が薄まるからさ…。
Bees Tower Honey Refinery
![](https://fuwafuwalazy.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_0389-2-1024x865.jpg)
45種類の蜂蜜を扱うBees Tower Honey Refinery。大自然の中に突如現れるディ○ニー感。黄色いクマさんが住んでいそうです。
入場に10SARかかります。蜂の巣の中身を安全に観察できるような工夫もされていました。
ワイルドオリーブ(125SAR)x2瓶、サボテン(250SAR)、オレンジブロッサム(125SAR)の蜂蜜を購入。
The historic village of Zabna
![](https://fuwafuwalazy.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_0390-2-1024x512.jpg)
The historic village of Zabnaは古い建物が多く残っているところで、ネパール人のお兄さんが建物を修復中でした。
また数年後に訪れたら綺麗な状態になっているのかもしれません。
天気も相まって、すごく雰囲気のある場所で結構好きでした。
Abo Noghta Historic Castles Tabbab
![](https://fuwafuwalazy.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_0392-2-1024x742.jpg)
カフェとホテルが併設されているAbo Noghta Historic Castles Tabbab。入場料10SAR。
裏手にあるカフェからは棚田を望むことができます。
ホテルは改装中とのことで、ちょっと気になったので機会があったら泊まりたいなぁと思っています。
情報量が丁度良い案内板がいくつも設置されていて、センスよく設備が整っているなと思った史跡でした。
Al Meger Tourist Village
![](https://fuwafuwalazy.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_0397-2-803x1024.jpg)
濃い霧の中、ビビりながらドライブして到着したAl Meger Tourist Village。外観だけでなく内装も、ここから望む景色も良いらしいのですが、残念ながら写真の通り霧がかかって見えず。
中に入ろうとしたのですが、扉が閉まっていて入館できませんでした。ノックしても出てこなかったし。
この辺りはよく濃い霧が出るようで、15km/hの速度制限看板がよく立っていました。
The View Hotelに宿泊
![](https://fuwafuwalazy.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_0396-2-1024x606.jpg)
Damside parkやArt Streetのすぐ近くにあるThe View Hotelに泊まりました。
前もって予約していったのですが、受付で国籍を聞かれました。
国籍によっては部屋が突然満室になるのかもしれませんね。
キッチンなどはついていませんが、サウジアラビアのホテルあるあるのリビング付きで広々としていました。水回りも綺麗です。コスパの良いホテルだと思います。
私たちが泊まった日は、お高い車に乗ったサウジ人がたくさんチェックインしていました。
サウジアラビアに来て気づいたことの1つ、「サウジ人意外にコスパ気にする」を目の当たりにした瞬間でした。
(かつてサウジアラビア人に混ざって英語学校に通っていたのですが、その時にクラスメイトたちの話を聞いていて、意外にコスパ気にするんだなと思いました。買い物するにしても、店舗で現物見て、ネット確認して一番安く買えるところで買うそうです。結構みんな良い給料もらってるであろう銀行員とか弁護士という仕事についていたので、私の勝手なイメージが覆された瞬間でした。)
夕飯はチェーンの中華料理屋さん
![](https://fuwafuwalazy.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_0394-2-1024x577.jpg)
旅が始まってから全然アラブ料理ディナーを食べていませんが、アブハーでの食事も例に漏れずアラブ料理ではありません。
中華料理チェーンのDurrat China Restaurants。サウジアラビアの大きな都市にはだいたいあるレストランです。
海外で食べるアジア料理ってあんまり期待しないで食べるんですけど、ここのチャーハンはちゃんとチャーハンの味がしました。
(小声)小籠包は知ってる小籠包ではありませんでした。カレー味です。エビチリは超甘めに採点して及第点です。
まとめ
世界遺産登録入り準備中の遺跡が多いアブハー。
ツアーで回るかレンタカーしないと、なかなかここも観光がしづらいとは思います。でも、砂漠以外のサウジアラビアを見たい人にはかなりオススメです。
以上、アブハーの旅行記でした。次は、アルバハー(バーハ)に向かいます。
もしお時間ありましたら、動画も作りましたので是非↓