本記事は、2023年のゴールデンウィークにフィリピンへ行った際の旅行記です。
親戚がフィリピンの田舎に住んでいるのですが、田舎へ行く便まで乗り継ぎ時間が結構あったので、その時間でマニラ観光をしてきました。
フィリピン航空のビジネスクラスに乗ってマニラへ!
初めてのフィリピン航空ビジネスクラス
初めてのフィリピン航空ビジネスクラス搭乗。
普段、日本からフィリピンに行くときはLCCのセブパシフィックを使うので、フィリピン航空はあまり利用したことはありませんでした。
私が住んでいるサウジアラビアにはフィリピン労働者が多く、需要がかなりあるためか、サウジアラビア各都市とフィリピンの首都マニラ間は、直行便なのに往復5万円くらいで行けてしまうくらい航空券が安いです。
興味本位でビジネスクラスがいくらくらいか確認してみたら、他社のエコノミーと同等の値段だったので、奮発してビジネスクラスに乗りました。
ちなみに航空券は、私が行った2023年5月上旬(ゴールデンウィーク後半くらい)で、リヤド-マニラ往復16万円でした。
フィリピン航空ビジネスクラスのサービス(機内食やアメニティ)
座席はフルフラット、モニターはありません。
Wi-Fiはありますが、行きも帰りも接続できませんでした。
アメニティについて、ポーチはFURLA、香水やボディクリームなどの化粧品はACCA KAPPA、あとは靴下とヘアブラシがありました。
機内食は2回出て、1回目は中東発らしくアラブ料理の前菜であるMutabalやMuhammaraに加えてパンやサラダ、前菜を食べ終えるとメインとしてチキンハンバーグが配られました。(メインは、マトンという選択肢もありました)
食後のデザートはチョコムースとアイスクリームから選べたので、チョコムースをいただきました。
2回目の機内食は朝食メニューで、フルーツプレートとフルーツの乗ったヨーグルト(どんだけフルーツ出すんだ)、ベリーソースがかかったワッフル、ソーセージ、食後のデザートは一口サイズの板チョコでした。
ちなみに、帰りの便(マニラ→リヤド)の食事は上記画像のような感じでした。
上段が1回目、下段が2回目の食事です。
(小声)つい先日、日本へ一時帰国したときにエコノミークラスでフィリピン航空を利用しましたが、エコノミークラスの方が機内食は美味しかったです。
ニノイ・アキノ国際空港ターミナル1に到着
約10時間のフライトを終え、マニラに到着。
入国して、どのタクシーに乗るか悩んでいたら、警察官に声をかけられました。
警「どうしましたか?」
私「どのタクシーに乗るか悩んでます。どのタクシーが安いですか?」
警「安いのは白いタクシー、安全なのは黄色いタクシーですよ。」
ということで、黄色いタクシーに乗ってホテルへ向かうことにしました。
本当はGrabという配車アプリを使うのが一番安くて安全な方法なのですが、前もってアプリを入れておらず面倒だったので、イエロータクシーに乗りました。
ニノイ・アキノ国際空港ターミナル1から宿泊するThe Manila Hotelまで400ペソくらいでした。
The Manila Hotelに宿泊する
コスパ最強!? イントラムロスから徒歩圏内のThe Manila Hotel
今回宿泊するホテルは、イントラムロスまで歩いていくことができるThe Manila Hotelです。
ホテルのグレードの割に安く、口コミが良かったこと、イントラムロスまで歩いていけるという点で、このホテルを選びました。
5つ星ホテルなのに、破格の13,000円。建物が古いから安いのでしょうか?サービスも良かったので、ものすごくコスパが良いなと思いました。
1912年にできたホテルのため、とてもレトロな雰囲気です。古さが活かされています。
数々の著名人が宿泊してきた歴史的なホテル。素敵ですね。
今回は海側のキングサイズベッドの部屋に宿泊しました。
夕食はルームサービスを頼みました。
ローストポークとチャプチェです。中華と韓国料理。合わせて3000円くらい。
メニュー見たらルームサービスにしては安かったので、1品1品が少ないのかなと思い、2皿頼んだのですが、大量にきてしまいました。
日の出前のマニラ湾。朝からカヌー練習に行く人たちを眺めつつ、朝焼けを楽しみました。
マニラ観光でイントラムロスや自然史博物館を訪れる
自然史博物館
自然史博物館が大好きなので、例に漏れずマニラでも自然史博物館に行きました。
入場料は無料。入場する際に、パスポートの提示を求められます。
現地の人たちも、IDの提示を求められていました。
荷物が多い人はロッカーへ、飲み物も名前を書いて所定の場所へ置いていくように案内されます。
マニラの自然史博物館はガッツリ自国の生物にだけフォーカスされた内容でした。
他の国の自然史博物館とは展示方法が全然違いますし、展示品も豊富で、かなり面白かったです。
人類学博物館
次に、人類学博物館へ。
ここも自然史博物館と同じく入場無料で、パスポートの提示や荷物に関しても、同じ流れでした。
フィリピン各地の民族の風習についての展示や、伝統的な衣類、アクセサリー、ダンスなどについても展示がありました。
アートギャラリーっぽくて、最後まで飽きない場所でした。
イントラムロスのカーサマニラ博物館へ
最後に、ずっと行ってみたかったイントラムロスのカーサマニラ博物館へ。
まさに、上記の写真の景色を実際に見てみたかったので、念願叶いました。
カーサマニラ博物館は、スペイン植民地時代、上流階級にいたスペイン人の邸宅を博物館にしたところです。
館内は動画はNGで、写真のみOKでした。
キッチンやダイニングルーム、大広間など豪華な部屋がいくつもありましたが、メインベッドルームの天井画が天使などの宗教画だったところに、ものすごくヨーロッパみを感じました。
(フィリピンに行く2週間前にヨーロッパ旅行に行っていたので、余計に感じました。)
PAGGS Premium Lounge(プライオリティパス利用可)
フィリピンの親戚宅で数日を過ごし、マニラからリヤドに戻ります。
今回はビジネスクラスだったのでラウンジ利用時にプライオリティパスは使用していませんが、ニノイ・アキノ国際空港ターミナル1とターミナル3には、それぞれいくつかプライオリティパスで利用できるラウンジがあります。
プライオリティパスでも利用できるラウンジの中から、ターミナル3から出発する私は、PAGGS Premium Loungeというラウンジを利用しました。
席数は少なめですが、この時はあまり人がいなかったので、問題なく入ることができました。
(各ラウンジは、満員に近いとプライオリティパスでは入れないことがあります。2023年8月に経験。)
食事はフィリピン料理多めです。温かい食事は5~6種類と多くはありませんが、十分だったと思います。
飲み物は、水、フルーツジュース、お茶やコーヒーなどが用意されていました。
カウンター席からは、飛行機を眺めることができます。
まとめ
フィリピン航空はビジネスもエコノミーも座席にモニターがありませんが、もともと搭乗中は自分のタブレットで動画を見るかSwitchでゲームしてるタイプなので、全く苦になりませんでした。フラットになる広い座席があるだけで、万々歳。
わがままを言うと、ビジネスクラスの機内食がもっと美味しくなったら良いなと思います。
観光に関しては、今までフィリピンは帰省先の1つとしてしか捉えていなかったので、自然史博物館を訪れたことで、もっとフィリピン各地色々なところに行ってみたいという思いが芽生えました。
以上、フィリピン航空ビジネスクラス搭乗記およびマニラ旅行記でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
にほんブログ村