サウジアラビア

【サウジアラビア】リヤドからジェッダまでロードトリップ6_ジェッダ編【海外旅行】

2023年末から2024年初めにかけて、リヤドからジェッダまで、南の方の都市(ワディ・アド・ダワシル、ファイフファ、ジーザーン、アブハー、バーハ)を経由しながらロードトリップしました。

本記事はロードトリップの最後に訪れたジェッダの旅行記です。

ジェッダについて

世界中のイスラム教徒が聖地に向かう際、まず降り立つのがジェッダ。首都リヤドの次に大きな都市で、歴史地区は世界遺産に登録されています。

ジェッダは結構行ったことがある人が多くて、ネット検索すれば基本的な情報はわかると思うので、ここからは私ソースの情報を。

個人的にはリヤドよりジェッダの方が洗練されている印象があります。美味しいご飯屋さんも、おしゃれなかカフェも、センスの良いセレクトショップや工芸品店も、ジェッダの方が多いです。
(開発に力を入れていて、区画決めてそこの建物を一気に壊して新しいもの建てるから、まぁそりゃそうなる)

あとは、世界中から人が集まるからか、謎の風邪がよく流行ります。なので、旅行する場合は健康管理にいつもより気をつけてください…。
(かくいう私も、ジェッダ出張に行った夫が風邪をもらって帰ってきて、隔週で数日間高熱が続くという変な風邪にかかり治るまで時間がかかりました。)

特にハッジ(大巡礼)の時期は人で溢れかえります。旅行に行くのであれば、巡礼時期を調べてから行かれることをおすすめします。

観光スポット

歴史地区

木でできた装飾窓が美しい歴史地区。この辺り一帯、写真のような建物が建っていて、方向感覚がおかしくなるので、もはや迷路です。一部、今にも崩れそうな傾き方をしている壁も…ちょっとビクビクしながら歩きました。

少しずつ修復・開発が進んでいて、場所によってはかなり洗練された空間になっていました。
伝統工芸品の工房があったり、雰囲気の良いカフェがあったり。

1年前に夫がここを訪れたことがあるのですが、前回訪れた時と比べてかなり綺麗になっていて驚いていました。
また来年、どれくらい開発が進んだか見に行こうと思います。

ナシーフ・ハウス博物館

歴史地区の中にあるナシーフ・ハウス博物館

窓の木細工の作成過程を勉強できる博物館です。スケッチから始まり、たくさんのパーツを彫って、それらのパーツを組み合わせて…と結構おもしろいです。

入場料無料。

ファハド王の噴水

260〜312mの高さがあるファハド王の噴水。世界で最も高さのある噴水として知られています。
派手な噴水に慣れていると感動が薄くなってしまうかもしれないですが、これはこれで、綺麗です。シンプルだけど迫力あるし。

常に放水している訳ではなく、放水が始まるのは18:00です。

キング・アブドゥルアズィーズ国際空港の円柱水槽

さすが聖地への玄関口と言われるキング・アブドゥルアズィーズ国際空港、リヤドのキング・ハーリド国際空港よりも人が多い多い。
タオルを巻いている人が多いので、ほぼ巡礼に来た人だということがわかります。

空港名物である円形水槽の中には、紅海に住む魚たちが展示されていました。
(大きすぎて全体が写真に入りきりませんでした。)

Al Rahmah Mosque

紅海の上に立つAl Rahmah Mosque。海と空の青色にとても映える白いモスクで、1階が男性用、2階が女性用となっています。

モスクなのでイスラム教徒でない場合は入るのを控えるべきですが、タイミングによっては入れた人もいるようです。(個人的には、異教徒なのであれば遠慮するべきだと思います)

F1サーキット

先ほどのAl Rahmah Mosqueのすぐ隣にF1サーキットがあります。
このあたりはF1のシーズン中でなくても、海岸沿いに出店が多く出ており人気のスポットになっています。

駐車場が夕方くらいにはほぼ満車になってしまうくらい混みますし、駐車場を探す車で渋滞ができるので、混雑を避ける場合は昼までに行くことをおすすめします。

まとめ:実はジェッダで終わりではないロードトリップ

これでロードトリップ終了〜!といきたいところですが、マイカーで来たので、リヤドまで帰らないといけません。
ということで、9時間かけてジェッダからリヤドまで真っ直ぐ帰りました。

写真は、その途中に寄ったガソリンスタンドにあったお茶屋さんでの写真。
カラク(スパイスミルクティー)を買いました。もうカラクなしでは1日を終われない体になっている…。

この記事で、サウジアラビアでのロードトリップ終了です!
今、思い返してみても楽しかったなーと思える旅でした。

以上!

動画も作りましたので、お時間ありましたら是非↓