2023年末から2024年初めにかけて、リヤドからジェッダまで、南の方の都市(ワディ・アド・ダワシル、ファイフファ、ジーザーン、アブハー、バーハ)を経由しながらロードトリップしました。
本記事はロードトリップで5箇所目に訪れたバーハの旅行記です。
バーハについて
標高2000m超えのところにあるバーハ。前日に訪れたアブハーに並んで人気の避暑地とのことですが、バーハの方が気温が低く感じました。
バーハは豊かな水源に恵まれ、行く先々で緑が生い茂っていました。私の中でサウジアラビアは砂漠のイメージなのですが、この辺りは砂漠も礫漠もなく、木が生えていない場所は”岩山”でした。
(もっと地形とか地質について知識があったらより楽しめたであろうに、浅学なので景色見て推測しながら旅するみたいなことができなくて惜しいことしてるなーと…大人になればなるほど教養の無さに辟易するorz)
観光スポット
世界遺産登録準備中、Thee Ain Ancient Village
Thee Ain Ancient Villageは、バーハの街中から車で30分くらい行ったところにあります。
Ainは泉という意味で、この遺跡の周りの山々の至る所から水が湧いているために、この名がついたそうです。
遺跡自体は、約350年前に建てられました。遠くから見ると1つの大きな建物に見えますが、実際はたくさんの家が繋がって建てられています。形がユニークな集合住宅みたいな?
ここに人が住んでいた頃は、周りで水源を生かした灌漑農業が行われており、バナナやデーツを育てていたそうです。それを再現するように、Thee Ain Ancient Villageの周りには畑がありました。
すぐ横に博物館が併設されていて、バーハの地形や自然、文化、郷土料理についての説明があります。
出土品等の展示物は少ないですが、上の写真のように大きな写真と説明を組み合わせた展示が多くて、無料の博物館ですがお金とっても良いんじゃないかってくらいの情報量でした。
Al Hamda Water falls
癒しスポットのAl Hamda Water falls。
川に沿って公園が整備されていて、サウジ女子が川沿いで女子会していたりしました。
公園管理局員みたいな人が見回りに来ていて、清掃スタッフも複数人おり、ゴミは1つも落ちていないくらい清掃が行き届いていました。
奥まで歩いて行くと、結構な高さの滝があります。滝の上からの眺めになってしまうので、全体像は見えなかったです。
ABAT PARK ホテルに宿泊
ダブルルームを予約して、ここもリビングがついていました。
シャワーとトイレの間に仕切りがないタイプのバスルームだったので、個人的にはシャワーの難易度が高かったです。
清掃は行き届いていました。
ABAT PARK HOTELにした理由は、洗濯機がついていると予約サイトに記載があったからですが、実際に行ってみたら、「予約した部屋は洗濯機がついていない部屋だ。」と言われてしまいました。
洗濯機がついているのは、もう2段階くらいグレードの高い部屋のみだったようです。
でも、予約サイトに記載があったからこのホテルを選んだ訳なので、ゴネていたら、部屋まで洗濯機を持ってきてくれました。(二槽式洗濯機)
対応してくれてありがたかったです(・人・)
現地スタッフのミスじゃないからな…その場にいないであろう、予約サイトを管理している人のミスや。無いもんは無い!と押し切ることもできたであろうに、現地スタッフは親切でした。
夕食はメキシカン
評判の良いレストランで検索をかけて出てきた店のうちの1つ、Latinoでメキシコ料理を食べました。
火曜日はタコスが50%OFFキャンペーンをやっていて、この日は運良く火曜日。2種類のタコスを半額で食べることができました。バッファローウィングも追加。
こういう料理に7upが合いすぎる。
食後の一杯(お茶)
店名がアラビア語のみだったので、お店の名前がわからないのですが、お茶屋さんでこの日もカラク(スパイスミルクティー)を飲みました。
またもやご馳走になってしまいました…お店の人が、「お代はいいよ!」って。ありがとうございますm(_ _)m
色んなところでカラクを飲んでいますが、お店によって味が全然違うので面白いです。独自の配合があるんでしょうね。
お茶屋さんで頼むお菓子は、だいたいこのゴマのついたお菓子。これが本当に美味しいんです。
まとめ
個人的に今回の旅の中では、バーハが一番好きでした。遺跡も、自然も、人も。
景色はずっと見飽きないし、遺跡については修復の仕方が上手で、変に色塗ったり綺麗に直しすぎたりしてなくて良かったです。
以上、バーハ(アルバハー)の旅行記でした。次は、ジェッダ編です。
お時間ありましたら、動画も作りましたので是非↓