イラン

【イラン】ピンクモスクで有名なシラーズを観光してきた【年末年始旅行】

テヘラン滞在してから止まらなかった咳がやっと止まりました、やまもとです!

年末年始にイラン旅行に行ってきました。
シラーズから入国し、イスファハーン、カーシャーン、テヘランと、北上してく旅です。

年明け早々に大事件が起き、さらに私が出国した次の日に、民間機が撃ち落とされる事件もありました。
無事に旅を終えられるか不安でしたが、無事に帰ってくることができました。

12月31日、大晦日のお昼にシラーズ到着!ビザが無いよ…

朝便でドバイを出国し、シラーズからイランに入国しました。

日本人はビザなしで行ける国が多いのですが、イランはビザを取得する必要があります。
イラン観光ビザ申請ページ
そのため、ドバイのイラン大使館受け取りでビザをオンライン申請したのですが、音沙汰が無いまま当日を迎えました…(直接問い合わせれば良かったのに)

ということで、アライバルビザを取ることに。
オンラインでビザを取得すると3000円くらいなのですが、イランに到着してから空港でビザを取ると2倍近い値段になります。
また、イランがカバーされている海外旅行保険を持っていても、「イランも対象国だという表記がされていないが?」と言われて保険を買うことになります。
※イランもカバーされている保険だと言い張れば、イラン入国時に新たに保険に入る必要はありません。(本当にイランへの渡航に保険適応されるか、しっかり確認しましょう)

後日談ですが、オンラインで申請したビザ、発行されていました。
イラン入国当日の朝9時に……いや、すでに飛行機乗ってるわ!

アライバルビザ取得者が私を含めたった2名だったこともあり、30分ほどでビザと保険を取り終え無事に入国できました。
100AEDを両替し、空港を出ます。

ホテルに到着し、いざ観光へ!

今回、シラーズ旅行で滞在した宿は、homayouni houseです。

内装がものすごく可愛いホテルで、スタッフもホスピタリティがあり、とってもオススメです!
homayouni house ←Trip Adviserのhomayouni house紹介ページに飛びます。
(イランで滞在したホテルについては、後々まとめて記事を書こうと思います。)

宿に荷物を置き、さっそく町歩きへ!

道にあまりゴミが落ちておらず綺麗な町だなと思いながら歩き続け、ピンクモスク(マスジェデ・ナスィーロル・モルク)に到着。
綺麗なステンドグラスで有名なモスクですが、行くなら幻想的な景色を見られる午前!ということで初日は前を通るだけで見送りました。

次に向かうはバザール。シラーズは小さい街だから…とか思ってたけど、バザールはかなり広かったです。
だいたい同じもの売ってる店が同じエリアに固まってます。

バザールのメインストリートに入る前の大通りは小洒落た感じ。

途中で道を外れてバザールの外に出たら、地球の歩き方に乗っているモスクを発見。
外観だけ見て満足し、中には入りませんでした。

お腹すいた!イラン料理めっちゃ美味しい!!

お腹が空いて向かった先は…地球の歩き方に載っていたQuatroというイタリア料理屋さん。
イラン初日だし、初日からイラン料理食べなくてもいっか!という判断です。

New Year仕様のための風船

そして、Quatroに到着。そこで告げられたのは…
店スタッフ「もうイタリア料理屋じゃないんだ。ピザだけはまだ出してるよ。」

…? えっ!?ww

ずっこけましたが、せっかくお店に入ったのでメニューだけ見せてもらうことに。
そしたら、私が食べたいと思っていたイラン料理、ナスとトマトのシチューがあるではないですか!

ということで、今日の夕食はこの店に決定。
迷わずナスとトマトのシチューを注文。

はい、大当たり〜!!
米が大量に来ましたが、全部食べてしまったくらいシチューが美味しかったです。
レモネードを含めて400円くらい。安すぎる。

ちなみに、胃腸が弱ってると判断したので肉を抜いてもらいました。
ベジタリアンにも優しいお店…店員さんも親切。良いお店!

帰り道、たまたま見つけたカフェ(Hafez Hotel)に寄ってチョコレートミルク(約120円)を購入。
このカフェもホステルだそうな。
スタッフ全員笑顔が素敵…ビジネススマイルじゃない、ちゃんとしたスマイル。
気に入りすぎて、次の日も行きました。

シラーズ2日目。ピンクモスク(マスジェデ・ナスィーロル・モルク)へ!

ピンクモスクが開いてから10分後くらいに到着。
入場料の500,000リアル(約500円)を支払い、中に入ります。
すでに10名近くの観光客が…しかも半分くらい日本人(笑)
ここでこんなに日本の人と会うとは思っていなかった!!

まずは、モスク外の外観に見とれます。

そしてモスクの中へ。
まだ日が差し込んでいないので、検索すると出てくるような幻想的な感じではなかったですが、それでも綺麗。

日が差し込むまで待ちます。
↓ちょっと日が差し込んできたときの写真。

完全に日が差し込んだ状態になると、すっごいインスタ映えする画が目の前に広がります。
そして人が増えます。

最初は見とれていたのですが、彼女(妻?)を美しく取ろうと頑張っている彼氏(夫?)がツボに入り、そっちの写真を撮るようになりました。

ちなみに写真に写っている黒装束の方々は、2人とも日本人

イスラム教じゃないと入れないと思っていた、シャー・チェラーグ廟(Shah Cheragh Shrine)に入場!

地球の歩き方には、”中庭には異教徒でも入れる。廟内はイスラーム教徒のみ入場可能…”とありますが、入れます
外国人観光客は、入退場を管理してるおじさんに入り口で待つように言われるのですが、10分くらい待っているとガイドのお兄さんがやってきて、無料で入場することができます。

女性はチャドルという大きいマントを着用する必要があります。入り口で借りることができ、ガイドさんが面倒見てくれます。
ガイドさんと一緒に中をまわっている最中は、撮影OKです。
ガイドさん無しで中に入ってしまった場合、撮影していると怒られるそうなので気をつけてください。

ではでは、入場〜
入ってすぐの広場にて、下の写真左側にある門の説明をされます。
この門は空をイメージしているため、水色や青色、黄色などで装飾されているそうです。

ここには廟が2つあるのですが、門から入ってすぐのところにある廟が兄のもの、広場の一番奥にあるのが弟の廟だそうです。

まずは、兄の廟の中を見学します。

キラッキラ。
お祈りの時間以外は、憩いの場として使われている雰囲気でした。

次に、弟の廟を見学します。

こちらもキラッキラ。
兄の廟より弟の廟の方が小さく作られており、兄の廟の内装は銀色ベース、弟の廟の内装は金色ベースでした。

これで、シャー・チェラーグ廟の見学は終了です。
ここは、木がふんだんに使われていて、モスクとはまた違った雰囲気がありました。
シラーズで、ピンクモスクと同じくらいオススメの場所です。

飛行機でシラーズからイスファハーンへ!

午後の便でイスファハーンに飛ぶため、シラーズの空港へ向かいます。
空港、めっちゃ綺麗です。

イラン航空の国内線で、イスファハーンへ!

イラン国内線のチケットは、イラン航空の日本支店でイラン入国前に購入しました。
手数料込みで、8000円くらいします。
イランに入国してから、空港でチケットを購入すれば5000円以下くらいらしいです。

なので、時間がある人はイラン入国後にチケット購入、スケジュールが確定されている人はイラン航空日本支店を利用してチケット購入することをお勧めします。
※シラーズ→イスファハーンの便は週に2便しか飛んでいません。私が行った時は、月曜日と水曜日のみ飛んでいました。

時間はあるけど、お金を出来るだけ節約したいという方は、バスでも行けます。
シラーズからイスファハーンへの所要時間は、飛行機が1時間、バスが7時間です。

ちなみに…米ドル→イランリアルの両替レートについて

私はシラーズから旅を始めたので、まずはシラーズ(空港)で両替を行いました。
その時のレートは1米ドル=124,000リアルでした。

また、途中のイスファハーン(ホテル)で追加の両替を行い、イスファハーンでのレートは1米ドル=128,000リアルと、少しレートが良くなりました。

また、イスファハーンとテヘランの間にある街、カーシャーン(バザールの中の両替所)でも両替を行いました。
その時のレートは1米ドル=133,000リアルでした。

テヘランでは両替していないのですが、北上していくにしたがって両替レートが良くなるようです。
テヘランから南下していく方は、テヘランである程度まとめて両替した方がお得かもしれません。

イラン観光シラーズ編はこれで終了!
次はイスファハーン編をお届けします。

以上!

にほんブログ村 旅行ブログへ