まさかのドバイで大雨が降った影響で乗る予定の飛行機が遅延しています、やまもとです!
前回のペトラ観光記事の続きです。
【ヨルダン】バックエントランスからペトラ観光!【ワディムーサ】
ペトラにはメインエントランスの他に、軽いトレッキングを楽しめるバックエントランスがあります。
『軽いトレッキング』とか言いましたが、運動不足の私にとっては『激しいトレッキング』でした。
ペトラ遺跡内のメイン観光地と言えば、修道院。
メインエントランスから修道院を目指すと2時間半〜3時間かかるうえ、1000段近い階段を登らなければなりません。
そんなの、辛すぎる。
そこでオススメしたいのが、バックエントランスから修道院を目指すコース。
メインエントランスからの道のりでは見られない絶景を楽しみながら、修道院を目指すことができます。
バックエントランスからペトラ観光をスタート!
泊まったホテルのお兄さんにバックエントランスまで送ってもらい、お別れ。
入り口横にものすごく簡易的な作りの受付所があるので、そこでペトラ遺跡入場チケットに穴を開けてもらいます。
入場した先に広がるのは、果てしない砂漠…
「マジかよ、大丈夫かよこれ…他に人いないぞ?生きて帰れるのか?」とか思いながら進んでいきます。
※ペトラ観光は2人以上で行きましょう。
途中で他の観光客を見つけ、安堵しながら歩き続けます。
バックエントランスはかなり人が少なく、静かに進んでいけるのが魅力です。
(あと、動物の糞尿の臭いもしない)
途中で文字らしきものを見つけましたが、なんて書いてあるかサッパリわかりません。
平らだった道のりが緩い坂道に変わります。
立ちはだかる岩山。ものすごく声が響く場所です。
道ゆく人々が積み重ねていったのであろうオブジェ。
私も石のかけらを1つ置いておきました。
途中、砂漠の民に声をかけられ、
「今日の夜、パーティーやるからおいでよ!」
と言われましたが丁重にお断りし、前に進みます。
途中でヤギの大群に遭遇。
しばらくこのヤギ達と共にトレッキングすることとなりました。
漂うマトン臭。
断崖絶壁に到着。
前を行くのはガチなトレッキング勢である、中国人観光客の皆さん。
上から岩のカケラが落ちてくるんじゃないかと、ビクビクしながら進みました。
しばらく進むと、またフカフカの砂地ルートに戻りました。
バックエントランスだから人が少ない上、案内板もありません。
なんとなく、「こっちは人が通ったっぽいなー」という道を選んで進みます。
途中で欧米人夫婦に、
「あなたたち、修道院に向かってる?」
と聞かれて、安心しました。
この欧米人夫婦、クロアチア出身で首都のザグレブに住んでいるそう。
我が夫が、ヨットのライセンスを取得するためにクロアチアに行こうと思っていることを伝えると、連絡先くれました。
めっちゃ軽く連絡先をくれるもんだから、よろこびっくりでした。
そんなこんなで、ハァハァ言いつつ修道院に到着。
かなり大きい。宝物殿より迫力があります。
周りが開けてるからかもしれないけど、ものすごく大きく見えました。
修道院前にあるカフェ兼売店で一休みします。
フレッシュジュース、ターキッシュコーヒー、サンドイッチ…思いの外、品揃えが良いです。
値段はアンマンの3倍くらいしました。
ちなみに、トイレも1JDで借りられます。
驚きの汚さだけどね☆
メインの観光名所を見終わったので、後は帰るだけです。
メインエントランスから来た観光客が、大きく息を切らし階段を登ってきます。
それを横目にサクサクッと階段を降りていく私たち。
うん、バックエントランスから来て良かった。
階段を降り終わると、凱旋門近くに出ます。
凱旋門のすぐ近くにある、The Basin Restaurantでご飯を食べて、帰り道への英気を養いました。
※The Basin Restaurantとは、ペトラ遺跡内に唯一ある普通のレストラン(ビュッフェ形式)。
ご飯を食べ終わった私たち夫婦はもう帰るだけなので、スタスタとメインエントランス方面へ歩きます。
そして、あらかじめ予約していた16時頃出発ののJETバスに乗り、アンマンへ帰りました。
感想:バックエントランスからのルートは、壮大で感動する。そして、メチャクチャ疲れる。アラサー運動不足(私)の体力でギリギリですわ。
注意:動物さんが多いゾーンは臭う。風が吹くと砂が舞う。ということで、ストールもしくはハンカチ必須。あとは、一人で行くのは危険。飲み物は多めに持参しましょう。
疲れたけど、楽しかったです。
通りすがりの人と軽く交わす挨拶とか、ベドウィンとの怪しい会話とか、声が響く場所でのエルサごっことか…楽しかった。
またバックエントランスから、ペトラ遺跡に行きたいなぁと考えています。
たぶん、また今年行く。
以上!